『英会話・ぜったい・音読』の特徴と効果的な使い方

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こんにちは、Eたろうです。

この記事で紹介する教材は『英会話・ぜったい・音読』です。

英語学習の基本である音読。
本書では、徹底的な反復トレーニングによって、「体」で英語を習得することができます。

3つのレベルが出版されていて、入門編と標準編は中学英語レベルなので、初心者の方から取り組みやすい内容となっております。

このブログで紹介する教材は、私が自分の担当する受講生に実際に使っていただいているものばかりです。 実際に使ってわかった「教材の特徴」や「こんな人に向いている」というリアルな情報をお伝えします。

この記事を読むことで、教材の概要や使い方を理解し、正しく最短な方法で学習を進めていくことができるようになるでしょう。

目次

『英会話・ぜったい・音読』基本情報

タイトル英会話・ぜったい・音読
出版社株式会社アルク
著者編者:國弘 正雄、トレーニング指導:千田 潤一
発行日2000年4月5日
総ページ数134
学習科目リーディング、リスニング、スピーキング全般
難易度初級者
音声取得方法CD
音声の数入門編&標準編:12のレッスンを収録
挑戦編:10のレッスンを収録
Eたろう

「同時通訳の神様」と呼ばれた國弘正雄氏が編者として関わり、ベストセラーとなりました。

バージョンごとのレベル

本書には、3つのバージョンが存在しており、それぞれのレベルは以下のとおりです。

バージョンレベルTOEIC換算
入門編中学1、2年生470点以下
標準編中学3年生470~600点
挑戦編高校1年生TOEIC600点以上

英会話・ぜったい・音読 』の構成

英会話・ぜったい・音読の構成

冒頭、40ページ近くにわたって、音読の効果とトレーニングのやり方について解説があります。

人間が言語を習得するにあたって、なぜ音読が効果的かについて納得できる内容ですので、ぜひ一読しましょう。

実践編の構成はシンプル。中学3年生の教科書から12のストーリーを厳選して採用しています。

本書には日本語訳がついていないので、とくに初心者の方は注意が必要です。
日本語に頼らず、意味理解するクセをつけられるうえでは良いですね。

トレーニング記録帳も、学習継続のために有効利用しましょう。

Eたろう

本のサイズがコンパクトなので、取っ掛かりやすいのもオススメポイントです!

英会話・ぜったい・音読 』の特徴

英会話・ぜったい・音読の特徴イラスト

中学の教科書からストーリーを抜粋している

本書のLESSONで使われている英文は、中学の教科書から選ばれたものです。
※挑戦編は高校1年生レベル

中学か・・・なんか今さら感がありますね。。

Eたろう

英語を話すうえで、基礎となる中学英語を身に着けることは避けて通れませんよ。

中学英語が身についていない段階で、難しい単語を覚えようとしたり、ビジネス英語に挑戦したり、英会話スクールで話してみるというのは非効率となることが多いです。

筆者の言葉を借りると英語の「勉強」自体が空まわりしていると言えます。

中学英語を侮るなかれ。今後、正しい順序で、正しい英語を身につけていきたいのであれば、中学英語を使ってトレーニングすることは理にかなっています。

とはいえ、テキストの内容が自分の目標とどれだけ一致しているかというのも学習のモチベーションに大きく関わります。

例えばビジネスで英語を使っている方にとって、本書で出てくる英語は物足りなく感じるかもしれません。

ビジネス用途であろうが、日常英会話用途であろうが、TOEICのスコアアップ目標であろうが、まず最初は平易な中学英語に触れるという進め方に私は賛成します。

ただ、英語学習においてモチベーションは最重要項目。本書の英文を確認して、「モチベーションがわかないな」と思った方にはあえて本教材をオススメしません。

妥協を許さないトレーニングのステップ

音読の目的について、本書では以下のとおり説明されています。

音読の目的は暗記ではない
何度も音読することで、英語の回路を頭の中に作り上げ、 運動記憶として使えるようにすること。

野球をやっている人は、技術に関する本を読んだり、プレー動画を見るからうまくなるのではありません。
地道な素振りや守備練習で上達します。

英語も同じです。

もちろん、正しい文法法則や単語を頭で理解することは大切ですが、それを何度もしつこく練習することで、使える知識へと変わっていきます。

基礎を固めるために、妥協しないで毎日のトレーニングを続けてほしい。

そんな気持ちを込めて、本書のタイトルには「ぜったい」というワードが入っていて、書籍内にもしつこいほどこのワードが登場するのだと思います。

・音を聞くステップは「ぜったい」省略しないで
・普通の大きさの声で音読することを「ぜったい」忘れないで
・3ヶ月の間、学習時間ゼロの日は「ぜったい」作らないで

Eたろう

「ぜったい」にこだわって、トレーニングに取り組みましょう。

英会話・ぜったい・音読 』の効果的な使い方

まずは以下、書籍で紹介されているステップに沿って進めるのが、王道の進め方になります。

STEP
リスニングして内容を推測

テキストを見ないで、1レッスン分の音声を聞き、大まかな内容を推測。
これを2回繰り返す。

STEP
意味確認

語注を参考にして文章の意味を確認。
この時点で、内容を読んでスムーズに頭に意味が入ってくる。

STEP
音読

音声は使わず、音読。
普通の声の大きさんで3回繰り返す。

STEP
音読しながら筆写

テキストを音読しながら、ノートに書き写しを行う。
最低3回は実施する。(何も見ないで、覚えたことを再生できるまで)

初めのうちはセンテンスごと、慣れてきたら大きな単位で実施。

STEP
リスニングして内容を再確認

もう一度音声を聞いて、ステップ1のときと比べて、どれだけ理解が深まったかの確認を実施。
1回実施。

最初は聞き取りから入って、意味理解からトレーニングという定番の流れですね。

Eたろう

声に出すことはもちろん、書き出すことも能動的な脳の使い方をするので、運動記憶としての英語力アップに有効。ということで入っているSTEP4は特徴的ですね。

この流れでやってみて、自分のレベルに応じてアレンジを加えるのも良いですね。

アレンジの例
  • STEP1のリスニングでは、限界まで書き取り(ディクテーション)をしてみる。
  • 音読のステップでは音声を取り入れてリピーティングも行う。(リッスン&リピート音読の記事参考)
  • 音読がスムーズにできるようになったら、シンクロリーディングを行う。
  • シャドーイングまで実施する。

アレンジにあたって、以下の記事が参考になります。

ちなみに本書の発行は2000年ということで、音声がCDでしか聞けません。

こちらは正直不便なのですが、CDを取り込んだうえで、スマホアプリを使って再生するのがオススメです。

私のオススメはAudipoというアプリです。

英会話・ぜったい・音読』はこんな方にオススメ!

オススメ

入門編、標準編、挑戦編とレベルが異なっており、対象とする方も異なります。

ただ、基本的には初級者の方が入門編or標準編から学習を開始することをオススメします。

中学レベルの知識を体に染み付けることがテーマとなるため、あえて挑戦編から取り組むことはありません。
標準編まで取り組んだ後に、この教材が気に入って続けてやりたいという場合は挑戦編に進んでいきましょう。

一方、初心者が取り組むにあたっての懸念点もあります。

本書には日本語訳がついていないこともあり、初心者の方が基本的な文法が身についていない段階で取り組むのは、効率が悪く、挫折の原因となるのです。

これを避けるため、中学文法を学べる教材を一通り終えたあとに取り組む、もしくは文法を学べる教材と並行して進めるのが良いでしょう。

私の場合、ビジネス系のフレーズ集に取り組む前の土台作りとしてこの本を使いました。

Eたろう

そうですね。この教材に限らず、音読をすることで基礎的な英語の回路を築いておくと、後々の学習がうまく回ります。

実践的なフレーズやリスニングスキルを身に付けたい、ただその前に頭の中に英語の回路を作っておきたい、そんな方にはぴったりと言えます。

実際に使った受講生さんの声

中学文法を知識として学んだ後に、この本を使って何度も練習しています。

英語を英語の語順で理解できるようになってきました。

私の場合は中学教科書の内容に興味が持てませんでした。。

諦めず1ヶ月トレーニングを続けることで、効果を感じられるようになってきました!

まとめ『英会話・ぜったい・音読』

今回は、『英会話・ぜったい・音読』について紹介しました。

  • 中学1年生〜高校1年生レベルで3つのバージョンが出版されている。
  • 「同時通訳の神様」と呼ばれた國弘正雄氏が編者として監修。
  • レッスンの数は12個、本自体コンパクトで取り掛かりのハードルが低い。
  • 中学教科書からのストーリー抜粋は人による向き不向きあり。
  • トレーニングは”ぜったい”妥協することなく、コツコツと継続することが重要。
  • 初心者の方が入門編or標準編から取り組むのがオススメ。

英語を身につけるにあたって、基本的な文法や単語を身につけたあとは、その知識を何度も練習して体で身につけることが必須です。

モチベーションを持続して何度も取り組める教材であればなんでも良いのかもしれませんが、サイズ的にも取り組みやすい本書をまず1冊終えることは、間違いのない選択肢と言えます。

個人的には、「英語は体で身につけるものだから、何度も練習が必要だ」というテーマが好きです。

今後の英語学習におけるメンタルを作っていくうえでもオススメできる一冊ですね。

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