こんにちは、Eたろうです。
今回は『ユダヤ式英語勉強法』のご紹介です。
参考は、加藤直志氏著のこちらの書籍です。
ユダヤ式英語勉強法という言葉を初めて聞いた方も多いと思いますが、やっていただくことはただ一つ。
「体を動かしながら英語をつぶやく」だけです。
ユダヤ人は言語習得において優秀な民族

「ユダヤ人は優秀」という話を、皆さまもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
わかりやすいのはノーベル賞受賞者数。
過去受賞者の実に2割はユダヤ人の受賞者となっています。
ユダヤ人の人口は約1400万人で世界人口の0.2割程度です。
それだけの人口で、ノーベル賞の2割を占めるというのは驚くべき事実ですよね。
アルベルト・アインシュタイン(科学者)、ナタリー・ポートマン(ハリウッド女優)、スティーヴン・スピルバーグ(映画監督)、カルバン・クライン(デザイナー)、ニコラ・サルコジ(第23代フランス大統領)
ユダヤ人が優秀な理由の一つは、「教育」を重視してきた歴史にあります。
ユダヤ教において、学ぶことが神聖な行為とみなされていること、そして迫害や追放を度々経験してきたこともその背景にあります。
土地や物理的な財産を持ち続けることが難しい一方、知識や教育はどこへ行っても持ち運び可能な「財産」として重視されたのです。
義務教育を世界で初めて取り入れたのもユダヤ人です。
また、迫害の歴史の中でも、多くの土地を転々とせざるを得なかった状況は、言語習得の必要性を高めました。

土地を追われて、新しい土地で生活するためには、その国の言語を身に着けることが必要不可欠ですよね。
本書では、複数言語を操るユダヤ人商人のダニエルが、著者に大きな影響を与えたことが紹介されています。
ユダヤ式英語勉強法とは


「ユダヤ式英語勉強法」とは、ユダヤ人が自然に取り入れてきたやり方を、英語学習に応用した勉強法です。
本書では、英語四技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)に分けて説明されていますが、共通していることはただ一つ、「体を動かしながら、英語をつぶやこう」です。
英語を聞いたら、それを体を動かしながらつぶやく。
英語を読みながら、つぶやく。
覚えたいフレーズをつぶやきながら歩く。
など、あらゆる学習に「体を動かす」ことと「つぶやく」ことを取り入れて、「反復」していきます。
ユダヤ式英語勉強法① 体を動かす/揺らす
ユダヤ人には「勉強は机の前に正しく座って取り組むもの」という考え方はありません。
歩いたり、体を揺らしたりしながら学習するのが、ユダヤ式英語勉強法の最初のポイントです。



ユダヤ人はユダヤ教の経典を覚えるときにも、体全体を揺らしたり、前後に大きく動かしたりしながら覚えるそうです。
もちろん体を動かすことには意味があります。
全身運動と学習を同時に行うことで、脳に酸素を送り込み 、頭の働きを活性化させているのです。
運動が学習に与える良い影響は別の記事でも紹介しています。


体を動かすことは、とくに英語学習との相性は抜群です。
・英語は音を使いながら学ぶことができ、「ながら学習」と相性が良い。
・英語においてはリズムが非常に大切で、リズム運動との相性が良い。
英語学習の良いところは、「ながら学習」が成立しやすい点にあります。
散歩しながら英語を聞いたり、通勤時間に英語を聞いたり、家事をしながら英語を聞いたり・・・自分の生活スタイルに合わせて、いろんな場面に英語を取り入れることができます。
さて、「ながら学習」をしているときは、ほとんどの場合で何かしらの動きを伴っていますね。
これが、ユダヤ式英語勉強法との相性抜群。
知らず知らずのうちに、 ユダヤ式の学習を取り入れることができます。



通勤時間に電車に揺られながら英語を聞いていたのもユダヤ式だったんだ。



ユダヤ式のつもりじゃなかったけど、知らない間に ユダヤ式の勉強をしていた、という方もたくさんいそうですね。
また、英語においてはリズムが非常に大切です。
英語特有の強弱やイントネーションに苦戦する方は多く、そのような方のシャドーイングを聞くと、ほとんどの場合でうまくリズムが取れていません。
ぜひただ英語を聞くだけではなく、リズムを意識した動きを足してみましょう。



ごく単純なリズム運動でOKです。
歩きながら、足の動きにあわせて英語を聞いてつぶやいてみる、シャドーイングをしながら一定のテンポで頭や上半身を揺らしたり、手で指揮者のようにリズムをとってみる、洋楽を使って英語を学んでみる・・・
このような意識を取り入れるだけで、英語学習の効果は全然違ってきます。
学習にメリハリがついて、机に座っているだけの学習よりも楽しくできるのも良い点です!
ユダヤ式英語勉強法② つぶやく
体を動かしながら英語を聞くだけでも効果はありますが、それに「つぶやく」を追加することで、ユダヤ式英語勉強法は完成します。
英語学習において、声を出すというのは必須事項。英語を声に出すことで、使える英語として体に染み込ませることができます。
これによって、単に頭の中で覚えるだけでは構築されない運動記憶としての英語の回路が頭の中に出来上がります。
運動記憶とは、体を使った動作を繰り返すことで得られる記憶の一種。自転車の乗り方やピアノの弾き方といった動作を一度覚えれば、自然と体が動くようになるのも運動記憶のおかげです。
英語も同様に、声に出して話す練習を繰り返すことで、運動記憶が刺激され、自然と英語が口から出るようになるのです。



「体を動かす」+「つぶやく」ことでダブルで運動記憶へ働きかけていくのがユダヤ式のすごいところ!
運動記憶として定着させるためには、何度も何度も反復することが必要です。
ユダヤの教えには、「100回復習するのと101回復習するのでは大違い」というものがあります。
1回でも多く、同じフレーズをつぶやくことが、運動記憶として英語を使えるようになるためのポイントです。
ユダヤ式英語勉強法を実際に取り入れよう!


さてユダヤ式英語勉強法のやり方がわかったら、あとは実際の学習に取り入れていきましょう。
やり方は簡単。
今やっている学習に「体を動かすこと」と「つぶやき」を足して、実践するのみです。
学習内容 | 現在のやり方 | ユダヤ式をプラス! |
---|---|---|
単語の暗記 | 日本語訳を赤シートで隠しながら、一つずつ確認していく。 | 赤シートを外して答えを見るたびに単語を声に出してつぶやく。苦手な単語は、ジェスチャーを交えながら例文を声に出す。 |
シャドーイング | 机に座って音を聞きながら、後追いで声を出しながら進める。 | 立ち上がって手でリズムを取りながら進める。 |
フレーズ暗記 | 覚えたいフレーズの日本語訳を見て、英語に変換していく。 | 覚えたいフレーズについて、一部単語を入れ替えて自分が使うであろう形に変換。そのフレーズを誰かに伝えているつもりで身振り手振り交えながら暗唱してみる。 |
ディクテーション | 英語を聞いて、聞き取った内容を紙に書いてみる。 | 紙に書くと同時に必ずその内容をつぶやく。 |
TOEICのリスニング対策 | 問題を解いて、解答を確認。スクリプトを見ながら音声を聞いてみる。 | スクリプトを見ながら、各話者になりきって音読を何度も繰り返す。頭に入った段階で散歩に出かけ、同じ音声を聞きながら歩くリズムにあわせて声に出してみる。 |



気づいたら、全然声に出してなかった!つぶやくことを意識してみよう!



ちょっと疲れてきたな。散歩で気分転換しながらユダヤ式でやってみようかな!



こんな風に自然と気づきが出てくるようになればOKです!
まとめ 『ユダヤ式英語勉強法』
今回は「ユダヤ式英語勉強法」について紹介しました。
- 「ユダヤ式英語勉強法」はユダヤ人が歴史の中で培ってきた勉強法を英語学習に応用したもの。
- 「ユダヤ式英語勉強法」は体を動かしながら、英語をつぶやく勉強法。
- 「ユダヤ式英語勉強法」のポイントは、何度も反復をすること。
- 「ユダヤ式英語勉強法」は今までの学習と組み合わせやすく、ながら学習に最適。
体を動かしながらの学習がしやすい英語学習にぴったりの学習方法ですね。
ずっと机に座って学習を続けるというのは、集中力的にも厳しいものがあります。
体を動かしながら、英語をつぶやくことで、楽しみながら毎日の英語学習を継続していきましょう!



「行動のともなわない知恵は、実のならない木のようなもの」です!