『決定版 英語シャドーイング100本ノック』の効果的な使い方 シャドーイングを初めてやる方にもオススメ!

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こんにちは、Eたろうです。

この記事で紹介する教材は『決定版 英語シャドーイング100本ノック』です。


発音記号から、音声変化、ナレーター音声でのシャドーイング、生英語でのシャドーイング、すべてがオールインワンで入っています。
本体も薄いので、始めるまでのハードルが低いのも良いところです。

Eたろう

「100本ノック」と聞くと大変そうですが、短い音声も含んでいるので、シャドーイング初心者から挑戦可能です!

このブログで紹介する教材は、私が自分の担当する受講生に実際に使っていただいているものばかりです。 実際に使ってわかった「教材の特徴」や「こんな人に向いている」というリアルな情報をお伝えします。

この記事を読むことで、教材の概要や使い方を理解し、正しく最短な方法で学習を進めていくことができるようになるでしょう。

著:中西のりこ
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目次

『決定版 英語シャドーイング100本ノック』基本情報

タイトル決定版 英語シャドーイング100本ノック
出版社コスモピア株式会社
著者中西のりこ
発行日2023年6月30日
総ページ数142ページ
学習科目リスニング
難易度初級者〜中級者
音声取得方法ストリーミング再生or音声ダウンロード
音声の数100
各音声の長さ1文単位〜1分程度のスピーチまで
音声のタイプナレーター(STEP1〜3)&生英語(STEP4)
※ナレーター音源は、TOEICのようにきれいに録音されたもの。生英語は、実際のニュースやスピーチ、TED Talksのようなもの。
Eたろう

ストリーミング再生は使い勝手が良くないので、音声ダウンロードを推奨します。

『決定版 英語シャドーイング100本ノック』の構成

英語シャドーイング100本ノック構成

※Step1〜3はナレーター英語(きれいに吹き込んだもの)、Step4は実際のスピーチなど生の英語音源です。

Step1 1文シャドーイング

/b/と/v/、/l/と/r/など、1音違うだけで意味が異なる語の10ペア(子音5ペア、母音5ペア)を紹介。
日本人が苦手とする音の聞き分けについて、1文の短いセンテンスで何度も繰り返し練習しましょう。

発音するときの口の形も丁寧に書いてあります。

Step2 3文シャドーイング

センテンスが3文に増えます。

テーマは「音声変化」です。

子音から母音への「連結」、文末子音の「脱落」など、リスニングを学習うえで避けては通れない音声変化のルールを学びましょう。

Step3 日記シャドーイング

日常会話を題材にした音源を30本以上取り上げています。

文章が長くなってきたときの、リズムやイントネーションを練習できます。

イントネーションの波や、発音記号ごとに音声変化(連結や脱落など)が紹介されていて、とても丁寧な構成です。

Step4 名言シャドーイング

いよいよ生英語に挑戦です。

マイケル・ジョーダンやエマ・ワトソンなど、有名人のスピーチ音源を使って練習します。
文脈からの読み取りや話者の感情など、生英語ならでは要素を含めてシャドーイングしていきましょう。

『決定版 英語シャドーイング100本ノック』の特徴

『決定版 英語シャドーイング100本ノック』の特徴図解

リスニングのすべての要素を学ぶことができる。

本書の特徴は、「発音」、「音声変化」、「イントネーション・リズム」、「生英語での練習」という要素をすべて学ぶことができることです。

発音に特化した教材、音声変化に特化した教材、生英語でのリスニングに特化した教材は数あれど、1冊ですべてをまかなうことのできる教材は限られています。

Eたろう

少しずつレベルを上げていって、最後は難易度高めのスピーチ英語に挑戦できることも、学習者の目線に合わせて良い構成だなと感じます。

本体がコンパクト

リスニングの要素をすべて学ぶ・・・なんだか大変そうですね。。

Eたろう

安心してください。
本書は142ページの薄い本です。


初心者の方がいきなり厚いテキストに挑戦すると挫折することも多々あります。

コンパクトにリスニングの要素がまとまっている本書は、モチベーション維持の点からもオススメできます。

持ち運びもしやすいので、電車の中など、移動時間に本を開いて学習するにも便利ですね。

『決定版 英語シャドーイング100本ノック』の効果的な使い方

本書のタイトルにもなっている「シャドーイング」を仕上げるのが最終目標になります。

私のオススメは、以下の記事で紹介している「シャドーイングのやり方」に沿って進めることです。

Eたろう

本書でも、「6つの手順」としてシャドーイングのやり方が紹介されているので参考にしてみましょう。
自分に合ったやり方を取り入れることが大切です!

学習者のレベルによって、使うStepを絞って練習をする

初心者の方は、丁寧にStep1から進めていきましょう。

Eたろう

短いセンテンスの場合は、シャドーイングより「リッスン&リピート音読」や「リピーティング」で進めるのがオススメです。

※シャドーイングは1語〜2語程度遅れて発話。
「リッスン&リピート音読」や「リピーティング」は、センテンスごと繰り返すこと。
詳しくは以下の記事をご確認ください。


別のテキストで、発音や音声変化のルールを学んだことがある場合は、Step3から進めていくのもオススメです。

発音や音声変化を学ぶための教材としては、以下がオススメです。

著:重森ちぐさ
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著:StudyHacker ENGLISH COMPANY
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本書でも学べますが、しっかり腰を据えて学びたい場合は、このあたりの教材を1冊準備した方が良いかもしれません。

Eたろう

「少しずつレベルが上がっていく」という本書の特徴を活かして、自分にあったStepから始めるのが吉です!


『決定版 英語シャドーイング100本ノック』はこんな方にオススメ!

決定版 英語シャドーイング100本ノックがオススメの方図解

リスニング学習のやり方がわからない方

本書の良いところは、1冊でリスニングの大切な要素を網羅できる点です。

リスニング学習ってどこから手をつければいいんだろう・・・

という方が1冊目に手に取ることで、リスニングの要素を幅広くかつ短時間で学べるので、今後の学習への弾みになります。

本書を学んで、「もうちょっと発音を深く学習したいな」「もう少し生英語を使ってシャドーイングしたいな」と感じたら、そこから各目標に合った教材に移行すると良いです。

ナレーター音源でのシャドーイングから生英語への移行を考えている方

シャドーイングをするうえで、慣れないうちはナレーター音源のきれいな英語で練習することが大切です。

ただ、多くの方の最終目的は、実際に話されている生の英語を聞き取ることのはずです。
本書は、ナレーター音源と生英語が両方収録されていることが大きな特徴であり、魅力です。

「ナレーター音源を使ってのシャドーイングに慣れてきた!」という方が手に取る本としても最適だと感じます。

実際に使った受講生さんの声

1冊でリスニングの要素を幅広く学べるので、コスパがいいです。

スピーチ音源は難しいですが、少しずつレベルが上がっていくので、ちょうどいい難易度として挑戦できます。

発音記号や口の形など、解説が丁寧なのが助かる!

著:中西のりこ
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まとめ『決定版 英語シャドーイング100本ノックがオススメの方』

今回は、『決定版 英語シャドーイング100本ノックがオススメの方』について紹介しました。

  • 発音記号から、音声変化、ナレーター音声でのシャドーイング、生英語でのシャドーイング、すべてをオールインワンで学べる。
  • 充実した中身だが、本体はコンパクトにまとまっていて挫折しにくい。
  • 学習者のレベルごとに、適切なレベルの音声からシャドーイングの完成を目指すことができる。
  • リピーティングなど、シャドーイング以外の学習方法との相性も良い。
  • ナレーター英語から生英語へのステップアップを狙っている方にもオススメ。

音声のレベルが幅広いので、さまざまの学習者にとってちょうど良い練習を選べるのが、本書のメリットですね。

私が担当する受講生さんに教材を選ぶときにも、”万能教材”としてよくオススメしています。

Eたろう

リスニング学習を始めようという方は、まず本書から始めてみると、良いスタートダッシュを切れるでしょう!

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