『英会話のための 基本英文法完全マスター』の特徴と効果的な使い方 文法知識を話せるレベルに引き上げる!

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こんにちは、Eたろうです。

この記事で紹介する教材は『英会話のための 基本英文法完全マスター』です。

本書を使ってトレーニングすることで、英文法の知識を学ぶとともに、それを会話で使えるレベルまで引き上げていきましょう!

Eたろう

英語のハノンと瞬間英作文を足したような教材だと思いました。

このブログで紹介する教材は、私が自分の担当する受講生に実際に使っていただいているものばかりです。 実際に使ってわかった「教材の特徴」や「こんな人に向いている」というリアルな情報をお伝えします。

この記事を読むことで、教材の概要や使い方を理解し、正しく最短な方法で学習を進めていくことができるようになるでしょう。

IBCパブリッシング
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目次

『英会話のための基本英文法完全マスター』基本情報

タイトル英会話のための基本英文法完全マスター
出版社IBCパブリッシング
著者米原 幸大
発行日2024年8月8日
総ページ数310
学習科目文法 スピーキング
難易度初級者〜中級者
音声取得方法音声ダウンロードor各ページのQRコードから取得

『英会話のための基本英文法完全マスター』の構成

英会話のための基本英文法完全マスターの構成
  • Lesson1:中学1年レベルの文法(1-1〜1-11の11項目)
  • Lesson2:中学2年レベルの文法(2-1〜2-7の7項目)
  • Lesson3:中学3年レベルの文法(3-1〜3-6の6項目)

理解:あいまいな文法のポイントをクリアにする
練習:サブスティチューション・ドリル(語句の入れ替えドリル)
習得:状況ベースのオーラル瞬間英作

という風にLessonごとに文法のレベル分けがされていて、各項目ごとに取り扱う文法テーマがあります。

英会話のための基本英文法完全マスター|米原 幸大

『英会話のための基本英文法完全マスター』の特徴

『英会話のための基本英文法完全マスター』の特徴

「理解」「練習」「習得」という3段階で口頭で使えるレベルまで鍛える

本書の目的は、中学3年間(+高校での一部分)で学ぶ文法項目を含んだ英語を口頭でスムーズに操れるようになることです。
文法については、中学レベルのものを使いこなすことができれば、英検1級レベルはパスが十分可能です。

中学レベルの文法でいいんですね。

Eたろう

文法の知識はあってもそれを口頭で使いこなせる人は少ないのです。

英文法を口頭で使いこなすためには、ただ理解しているだけではなくて、練習して習得するプロセスが必須となります。

本書では、「理解」「練習」「習得」という3段階を踏んでいくことで、口頭で使えるレベルの文法習得を目指します

理解:あいまいな文法のポイントをクリアにする
練習:サブスティチューション・ドリル(語句の入れ替えドリル)
習得:状況ベースのオーラル瞬間英作

Eたろう

理解→練習のプロセスは『英語のハノン』とそっくりです。

例文豊富な文法解説

練習に入る前には、きちんと文法項目を理解することが必要です。本書の文法説明はきめ細かく書かれているため、まずはこちらをきちんと理解しましょう。

ここでの理解が甘いと、練習プロセスでつまずきます。

例文が豊富に入っているので、文法理解をする中で、声に出して例文を読むなど、話すことを意識した練習をしましょう。

習得(状況ベースのオーラル瞬間英作)が素晴らしい

本書でとくにオススメなのが、「習得」のプロセスです。

ただの瞬間英作文ではなく、「状況ベースのオーラル」瞬間英作という観点が推しポイントです。

瞬間英作において大切なのは、きちんと状況を想定して練習をすること。ただ、単純に「日本語→英語」に訳すだけだと、どうしても文章の丸暗記になりがちです。

例えば、「私は仕事が忙しい」という日本語を英語に変換するとして、普通に瞬間英作文をすると「I’m busy at work.」となります。

状況ベースのオーラル」瞬間英作だとこんなかんじです。

あなたは同僚から、飲みに行こうと誘われました。私は仕事で忙しいと答えなさい。

I’m busy at work.


こちらのとおり、同じ「私は仕事が忙しい」という瞬間英作をするにしても、頭の使い方がまったく違うことがわかると思います。

ベレ出版の瞬間英作文の解説の中で「この文法項目をどう会話で使えるか」という意識でセンテンスを暗記する、というポイントをあげましたが、本書であれば、自動的にこれを意識した練習ができます。

Eたろう

通常の瞬間英作よりも、「話す」ことを意識できますよね。ボリュームが多くて大変ですが、根気よく頑張りましょう!

『英会話のための基本英文法完全マスター』の効果的な使い方

文法を理解した後に、何度も音声を使いながら訓練することに尽きます。

練習・習得のプロセスについては声に出しながら取り組むことがベストですので、自分が実際に話すときと同じ声量で取り組んでみましょう。

Eたろう

通勤の電車の中で文法を理解、家に帰ってから声に出して練習、という進め方など、生活スタイルにあわせて取り組んでみましょう!

きちんと英文法を理解したあとで練習のプロセスに移る。

英文法の理解というのは退屈なもので、ほどほどにして次のステップに移りたくなるものです。

すでに理解している内容ならサラッと読むだけで良いのですが、自信がない場合は面倒くさがらずきちんと読み込みを行ったうえで、次のステップへ進んでいきましょう。

理解のステップがないがしろになると、練習・習得のステップがスムーズには進みません。

Eたろう

練習・習得のステップが中途半端な仕上がりの方は、文法の読み込みが甘いことが多いです。

練習・習得のプロセスについて、音声に遅れず言えるまでこだわって繰り返す。

音声に遅れないようについていくことがコツ

英文法の解説を読んで理解したあとは、練習・習得のプロセスに移ります。

こちらについては、音声に従ってトレーニングをしていって、音声にまったく遅れずについていけるレベルを目指しましょう。

Eたろう

練習フェーズでは音に遅れないだけの反応速度が大切です。余裕のある方は速度調整機能を使って速さを上げてみましょう!

『英会話のための基本英文法完全マスター』はこんな方にオススメ!

英文法の理解があいまいな方

英語学習初級者、もしくは学生時代にやってからブランクが空いている方が文法を学習するのにオススメです。
吹き出し:もう少しカジュアルに文法を復習したいという場合は、中学文法を学べるテキストから始める方が良いかもしれません。

英文法の理解はできていても、話すことに活かせていない方

英文法の基礎はある(読めばわかる、聞けばわかる)が、話すとなると難しい。
そんな方にはピッタリの教材です。瞬間英作文を終えたあとに挑戦するのもオススメです。

Eたろう

英語のハノンと比較して、自分のタイプに合いそうなものを選んでみましょう!

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実際に使った受講生さんの声

スピーキングの練習をしようと思いましたが、文法の説明が丁寧で予想外の発見がありました。

状況ベースのオーラル瞬間英作がためになります。実際のシチュエーションを想定してトレーニングできる本はなかなかありません。

練習プロセスは英語のハノンの方が使いやすく感じます。

まとめ『英会話のための基本英文法完全マスター』

今回は、『英会話のための基本英文法完全マスター』について紹介しました。

  • ・中学3年間(+高校での一部分)で学ぶ文法項目を含んだ英語を口頭でスムーズに操れることが目的。
  • ・「理解」「練習」「習得」という3段階でトレーニングを行う。
  • ・とくに「習得」のプロセスは本書の魅力
  • ・「練習」「習得」のプロセスは、音についていけるまで粘り強く練習しよう。
  • ・『英語のハノン』に似ているので、比較検討する。

英文法から学ぼうという初級者の方から、普段英語を使っているけれど、文法に自信がないという中級者の方まで学びのある一冊です。

声に出しながら練習をして、知っている文法を口頭で使える文法に変えていきましょう!

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