『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』の特徴と効果的な使い方

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こんにちは、Eたろうです。

この記事で紹介する教材は『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』です。

英語のリスニングにおいて大切な、リズム、発音、イントネーションなどがコンパクトにまとまっています。

リスニングの学習を始める前に、まずリスニングの全体像を知りたい。

シャドーイングをやってみたけれど、なんだかしっくりこない。

という方にはとくに使っていただきたいです!

このブログで紹介する教材は、私が自分の担当する受講生に実際に使っていただいているものばかりです。 実際に使ってわかった「教材の特徴」や「こんな人に向いている」というリアルな情報をお伝えします。

この記事を読むことで、教材の概要や使い方を理解し、正しく最短な方法で学習を進めていくことができるようになるでしょう。

著:小川 直樹
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目次

『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』基本情報

タイトル耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ
出版社株式会社アルク
著者小川 直樹
発行日2021年8月17日(新装改訂版)
総ページ数127
学習科目リスニング
難易度初級者〜中級者
音声取得方法音声ダウンロードorアプリ(booco)
音声の数65
各音声の長さ短文と1分程度のExercise音声
音声のタイプナレーター
※ナレーター音源は、TOEICのようにきれいに録音されたもの。生英語は、実際のニュースやスピーチ、TED Talksのようなもの。

『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』の構成

全体の構成

『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』全体構成

全体は大きく分けて、1st week と 2nd weekの2部構成です。

1st week では、リズムや弱い音、母音や子音など、小さな音の単位でのリスニングに焦点が当たっています。
2nd week では、音声変化やイントネーションなど、センテンス単位でのリスニングに焦点が当たっており、1st week の内容を少しだけ応用させた内容になっています。

各日ごとの構成

『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』各日ごとの構成

各日ごと(第1日、第2日など)の構成は、全体を通して統一されています。

まずは短文で練習、そしてその日のテーマを主題にした、少し長めのEXERCISESで総合的に練習が可能です。

Eたろう

薄い本ですが、解説もすべてのページに載っていて、簡潔丁寧です!

『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』の特徴

『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』の特徴

リスニング(発音)の重要事項がコンパクトにすべて詰まっている

耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ本の画像

本書を手に取っていただくとわかりますが、英語の教材としては薄い部類に入ります。

コンパクトサイズでありながら、リスニング(発音)に必要とされる要素がすべて詰まっています。
「2週間集中ゼミ」というとおり、これだけ短期間でリスニングの要素を網羅できる教材はなかなかありません。

さらに日本人の見落としがちな部分に焦点を当ててくれているのも良いところ。

冒頭は「リズム」と「弱い音」というテーマで始まりまるのですが、発音記号などではなく、この2つのテーマから始まるところに著書の意図を感じます。

特に初学者の方は、読み始めから発見を得られることでしょう。

短文で練習できるので、取り掛かりのハードルが低い

私はこの教材を、モチベーションが低下している方や忙しくて学習時間が取れない方に勧めます。

短文で練習できる分、スキマ時間で取り組みやすいのが本書の良いところであるからです。

モチベーションが低下している方であれば、「短文だしこれだけやってみようかな」という気になりますし、忙しい方であれば仕事の合間に取り組んで適度な達成感を得られます。

教材の薄さも取り掛かりのハードルを下げてくれて嬉しいです!

Eたろう

リズムやイントネーションなど、英語そのものの課題も大切ですが、自分の状況は生活リズムにあわせての教材選定は大切ですね!

少しクセのあるEXERCISES音声

本書のEXERCISES音声は若干クセ強めです。

聞いていただければわかるのですが、極端なくらい抑揚が効いています。

英語特有の発声を練習するための工夫だと思うので、せっかくであればこのクセ含めて完コピでシャドーイングに挑戦してみると良いでしょう。

ただし、このクセがストレスになるようであれば、無理して取り組まなくても良いと思います。

Eたろう

短文だけを受講生さまの課題にすることも多いです。初心者にとってEXERCISES音声はなかなか難しいですしね。

『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』の効果的な使い方

本書の学習方法のオススメはリピーティングとシャドーイングです。
短文についてはリピーティングで、EXERCISESについてはシャドーイングで練習をしてみましょう。

Eたろう

基本的に左ページに英語、右ページに解説というスタイルで構成されているので、解説を読んだうえで練習するのをお忘れなく!

短文の練習方法

リピーティングについてはこちらをご確認ください。

最終的に、音を聞いたあとに、なにも見ないで口頭で繰り返すことができればOKです。
可能であれば、録音をするなどして丁寧に確認をしておきましょう。

Eたろう

英語をリピートしたあとに、日本語訳まで即答えることができれば完璧です!

EXERCISESの練習方法

シャドーイングに挑戦してみましょう。

上記で紹介したとおり、多少クセありの音声で、決して簡単ではありません。

速いところは、速度を落として丁寧に音声変化を確認するのがオススメです。

Eたろう

各EXERCISESにおいて、穴埋め問題などのクイズも含まれているので、そちらもぜひ回答してみてくださいね。

2週間で終わらせる必要はない

タイトルに「2週間集中ゼミ」とあり、構成も2週間で終わるようになっているので、それに合わせたくもなりますが、まったくその必要はありません!

一つのページごとに丁寧に進めてください。

もし14日間で終わった場合でも、最初に戻って何周も繰り返すのがオススメです。

Eたろう

最初に2週間で全体をざっと学習して、2周目から苦手なところに絞った練習をするのが良さそうですね。

『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』はこんな方にオススメ!

オススメ
英語発音への理解がない方

初心者の方が英語を聞けない大きな理由の一つが「発音への理解がないここと」です。

強勢、リズム、イントネーションなどについて、英語特有のルールを理解することで、納得して英語を聞けるようになります。

闇雲に英語を聞いてシャドーイングをするのは遠回りになります。

まずは本書のような教材を使って、発音の全体像を抑えることで、その後の学習を効率的に進めていくことができます。

Eたろう

発音を理解することで、話すことはもちろん聞くことに効果大なのです。

シャドーイングにおいて、リズムを取れない方

発音について理解していても、長文でシャドーイングをしようとするとリズムがズレてしまう方は多いです。

そのような方が無理して長文でシャドーイングを続けていても効率的とは言えないので、よく本書の短文を使って練習をしていただきます。

急がば回れです。リズムやイントネーションなど、自分にとって弱点だと感じる部分をピンポイントで補強する際に本書は力を発揮します。

モチベーションが低下している方や英語学習以外が忙しい方

本自体が薄いこと、短文から取り組めることが本書の特徴と説明をしました。

スキマ時間にも確かな進捗を感じることができるので、モチベーション低下中の方や忙しい方にはとくにオススメです。

著:小川 直樹
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実際に使った受講生さんの声

リズムやイントネーションなど、英語の発音で初めて知ったことがたくさんありました!

短文で練習できるので、気軽に取り組むことができて良かったです。

EXERCISESの音声のシャドーイングはなかなか難しかったです。

コンパクトにまとまっていて使いやすいです!2週間で完成するのは難しいですが(笑)

まとめ『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』

今回は、『耳慣らし英語リスニング2週間集中ゼミ』について紹介しました。

  • コンパクトに英語の発音に関する事項がまとまっている。
  • Warm-up、Part1、Part2は短文で取り組みやすい。
  • 短文をリピーティング、EXERCISESをシャドーイングで練習するのが良い。
  • 初心者はもちろん、忙しい方やモチベーションが低下している方にもオススメ。

英語学習を始めたはいいけど、発音がいまいちわからないという方や、シャドーイングをやっていて壁にぶち当たった方に是非試していただきたいです。

シンプルに薄いテキストというのは、やる気も出やすいですし、1冊をやり切ることがモチベーションにもつながります!

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